【JC直前レポート②】 | 高崎武大のこんな騎手情報局

【JC直前レポート②】

朝日が目に眩しい今朝の調教では、さすがは外国馬と唸らされる馬っぷりの良さ美しさに、暫し我を奪われました。 「愛国の天才」いや「世界の天才」と誉れ高きエイダン・オブライエン師が、数年越しのJC参戦の思いをついに実現させたのがパワーズコートである。エイダンとは8年前に師が管理するバリードイル調教場で、私が好意にさせていただいている馬主さんの馬を調教されていた事から親しくなり今日に至ります。バリードイル調教場からは世界の名立たる名馬がうまれてきましたが、その秘密はタッテナムヒル(タッテナムコーナー)という心臓やぶりの馬場にあると言われています。その魔のタッテナムで、1歳の秋から鍛えに鍛えられてきたパワーズコートという馬は、さすがにトモの造りが日本馬の倍はあろうかという素晴らしさだ。確かに日本到着後は、輸送熱などの為に馬場入りが遅れていましたが、金曜日には府中の芝コースにて威風堂々とした姿をお披露目する事でしょう。何より金曜日にシッカリ追い切るという攻馬手の話に好感を得たが!