【JC直前レポート④】 | 高崎武大のこんな騎手情報局

【JC直前レポート④】

JCと言えば公開調教です。毎年公開調教では、熱心な一般ファンの姿が多数見受けられるものです。しかし今年は想像していた通りというか、不安が的中してしまったというか、これまでで最低の入りだった為、名物の豚汁炊き出しや飲み物のサービスもほとんどなく寂しいものでした。 全部で8頭と数の上ではなんとか揃ったJC外国招待馬ですが、毎年参加されているという60代のベテラン競馬ファンの方は「見るからに日本でいうところの準オープン馬みたいなのバッカリだな~今年は!」と外国馬のレベルを評されていました。ファンにそこまで言われてしまうJCの存在は本当危ういです!? 
今朝の公開調教で一番目を引いたのが、JCダートに出走するトータルインパクトです。雄大な馬格のわりに、俊敏に立ち回れそうな素軽いキャンターは、日本の王者アドマイヤドンを必ずや苦しめる存在になりそうです。 JCターフでは注目のパワーズコートが明日追い切られるので、勿論明日このコーナーで取り上げたいと思いますが、今朝とにかく雰囲気が良かったのが仏国牝馬のリュヌドールです。いかにもキレ味のありそうなフットワークと、陣営の並々ならぬヤル気に穴で一票投じたくなってきましたが・・・。

*さて明日はパワーズコートの追い切りレポートと、外国陣営から見た日本馬についてをお送りします。