【セントライト記念直前情報】  | 高崎武大のこんな騎手情報局

【セントライト記念直前情報】 

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★マイネルレコルト

 春は善戦するも皐月賞4着、ダービー5着と、悔しい思いをしてきたが、関東馬を牽引してしてきたマイネルレコルト。今度こそ負けてはいられないところだが、先週までは順調に速い時計を出していたのですが、今週はその反動からか追い切りは馬なりでサラっと軽い?
昨日(17日)の最終調整もDコースを軽いキャンターで僅か半周とここにきてペースを落としているのは明かだ。東調教厩務員は「先週の段階で馬はそれなりに仕上がっていましたから・・・疲れを残さないように今週は工夫をしました。この馬の地力を信頼していますが、春と比べたらまだ70%って感じかな?」と何か物足りなさを感じている様子だ。


★アドマイヤフジ

 こちらも皐月賞5着、ダービー4着とレコルトと同等の成績を残してきた。他馬と比べても完成度でまだ劣っていた感があった春先でしたが、この秋はどれだけ良くなるかを個人的にも期待していました。追い切り本数は決して多くはありませんが、動き・時計ともにソコソコ目立っており、担当の込山助手も「全然太め感はないし、息の入りもいいんだけど、肝心の成長って面では期待していた程ではないわ?一回使ってどう変わるかだね。」と仕上がりには心配はない様子。重賞未勝利だけに、今回あたりはチャンスをモノにしたいところだろうが・・・。


★コンラッド

 ラジオたんぱ賞自慢の末脚で快勝したコンラッドは、16日朝に放馬するアクシデントがあったため、昨日は角馬場中心の微調整に終始した。とにかく私としては放馬後の状態を知りたくて、直接手塚師にアタックしてみたのだが「馬にはそんなにダメージはないと思う。放馬したからといって、今がイライラしている様子もないからね。元々太めだったし調度いい調教になったかもよ?う~んでも正直痛かったね金曜朝とは・・」なんとか言葉を選んで話してくれましたが、最後にはトーンダウンは否めませんでした。


★トップガンジョー

 トップガンジョーは坂路で終いをサッと伸ばす和田厩舎独特の最終仕上げでラスト1ハロン14秒3と予定通り。とにかく折り合いがスムーズな馬で、距離延長には不安は感じさせないし、張りのある馬体に充実ぶりが何より見て取れる。佐々木厩務員は「馬は戦闘モードに入っているよ。鼻なんかブルブル鳴らしちゃってよ!月曜の見出しは『東の刺客現る』ってんで頼むよ(笑)」とかなりの手応えと自信だ。


★フサイチアウステル

 西の秘密兵器外国産馬フサイチアウステルは、安藤勝騎手「短期放牧明けだけど、今週の感じもよかったぞ。ここはチャンスやと思うし、次は化け物相手だからなんとか勝たせてやりたいな!」と相当自信を持っていた。馬体が長くいかにもステイヤーという感じだ。