【放馬の影響がありながらも・・・】 | 高崎武大のこんな騎手情報局

【放馬の影響がありながらも・・・】

【放馬の影響がありながらも・・・】

スプリンターズSでは、世界一のエンジンを魅せてもらいました。 前日(土曜朝)の放馬による影響が懸念されましたが、この怪物くんは何も無かったの如く、力強い横綱相撲で押しきってくれました。
しかしその裏では、体調面と今後の事を考える厩舎サイドと、「どうしても日本で勝ちたい!」と考えるオーナーサイドとで、土曜昼には意見が分かれたと言います。 最終的には今回帯同させた香港の持ち回り獣医の見解を参考に、出走へとなったわけです。
関西のある有力陣営は、「これで五分と五分やろ!ウチの馬が唯一サイレントを負かせる舞台はココしかあれへんな。」と土曜夜に言っていたのだが、レース後「排気量が全然ちゃうわ!放馬してもガソリン残っとったんやろうけど、元々の規格が反則の域やろな(笑)。ウチのが国産スポーツカーやとしたら、向こうはインディカー並のエンジン言うこっちゃ!(水戸黄門並の高笑い)」と最後には笑うしかないって感じでしたもん。