【テーマはハンデ?】 | 高崎武大のこんな騎手情報局

【テーマはハンデ?】

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米国では競馬の祭典ブリーダーズCが、また豪州では世界5大レースの1つメルボルンCが行われました。 日本も現在G1レース真っ只中(今週は箸休め)ですが、世界の競馬も今が一番華やかな時季なんですね。

ブリーダズCの各レースを観ていて思ったのですが、以前にも増して中南米出身騎手が目立つようになった事です。それも新しい名前を目にするようになってきました。 競走馬の血統も随分様変わりをしてきているようですし、米国も新しい世代への変革期に入ってきた様子です


11月の第一火曜日といえば、豪州メルボルンCが開催される日です。今年は11月1日がレース当日、前日の31日には名物の馬と人のパレード(歴代の優勝馬や騎手・関係者が参加)が、街の目抜き通りで華やかに行われました。日本からはアイポッパーが参戦したという事もあり、たくさんの日本人サポーターの姿を拝見しました。更には日本人調教師さんの姿も数名(萩原師・友道師・勢司師など)確認出来ました。 注目のアイポッパーは、最終追い切りを1Fあがり11秒7と絶好の仕上がりで本番に挑んだわけですが、結果は12着と惨敗でした。敗因は色々あるのでしょうが、ジョッキー曰く「馬場が柔らか過ぎたわ!あれはゴッツイ水撒きしょったな・・・これが“魔界”アウェイちゅうもんやと肌で体感したわ(苦笑)」と以外とサバサバしていました。 マカイビーディヴァの3連覇、それも牝馬酷量58キロを背負ってですから、素直に拍手を贈りたいですね。

さて今週は日本でも昨年の菊花賞馬が59キロで復帰戦、昨年の春の天皇賞馬が62キロで同じく戦列復帰となります。今週はどうやら酷量ハンデが馬券のテーマになりそうですね。