高崎武大のこんな騎手情報局 -12ページ目

【波にのる!勢いにのる!】 

昨日、朝の厩舎訪問(まわり)の時間に、たまたま引き運動をしているディープインパクトと担当の市川さんに出くわした。あれほどのレースをした後なのに、全く疲れた風には見えない。「レース直後だってケロっとしてたぐらいなんだから…とにかく今は無事に次の舞台へ向かいたい」と笑顔でこたえてくださいました。
さて皐月賞を勝って勢いにのる池江郎厩舎ですが、今週は福島牝馬Sにも有力馬を送り込みます。助手さんは「ウチは勝ちだすとポンポンと波にのって勝つ習性があるんですよ!今週もいきますよ」と超強気のかまえです。

【衝撃の末脚に皆脱帽】 

昨夜、久々にプロレス同好会の集まりが草津にて行なわれた。騎手もいれば助手もいる、厩務員さんや記者連中までいるこの同好会には、私が親しくするS騎手の誘いで入ることとなったのだが、早くも2年が過ぎようとしています。 正直プロレスについては詳しくないのですが、知人にレスラーがいるというだけで、なんだか自分の存在感がそこにはあるようなんです。
さて皐月賞を振り返ってみましょう。馬券的には「映画タイトル馬券」ディープインパクト&シックスセンスで決まったわけですが、それをレース前から予告していたのが、サイン大好きA騎手。「だから言ったでしょう!」とかなり得意気で、今回ばかりは自分が騎手で馬券が買えない立場なのを悔やんでました(笑)。 しかし周囲の意見を総合すると、無事ならダービーでは「着差はもっとひらくよ」ということで、早くも2着は何か?という話題ばかりでした…

【金曜突撃取材!】

 いつも言っている事ですが、追い切り後に馬がどのように変わってきているか?また輸送直前の状態はどうなのか?これを取材しているマスコミがあまりにも少ないだけに、私は出来るだけ金曜早朝取材にも時間をかけたいと思っています。
皐月賞出走有力馬のほとんどが関西馬という事からも、自ずと力が入ります! 
今朝の直前取材で目立ったのは、アドマイヤフジ・ディープインパクト・ローゼンクロイツの3頭です。馬っぷりだけならコンゴウリキシオーと言いたいところなのですが、若干立派過ぎる感じがしましたので、当日の馬体重を要チェックです。太めが残ってさえいなければ、紐に一点加えても面白い程の馬っぷりですよ!

【皐月は“魑魅魍魎”?】

先程家に帰宅し、溜まった3日分(火・水・木)のニュースを観ていたら、あのホリエモンが「僕の周りは魑魅魍魎だらけです・・・」と記者に対して応えていました。

☆有力馬HOT情報☆
1強他弱とももくされている今年の皐月賞。圧倒的人気のディープインパクトは、順調そのものの仕上がりを見せていました。体は決してお世辞にも大きいとは言えませんが、ガッチリした体は正しくコレバネといった素晴らしい気配です。果たしてコレだけのデキを誇るディープに“魑魅魍魎”はいるのでしょうか??
逆に今回取材でやけに気配が落ちて見えたのが、アドマイヤジャパンです。厩舎関係者によると「前走後トモに若干疲れが出たんだけど今は持ちこたえている。ただトモの力がまだ少し本調子じゃないだけに、う~~~ん苦戦は覚悟しとらなあかんな。」と酒の席で本音がチラリと出てました。
そして穴なら、追い切り後バカに気配が良くなってきているアドマイヤフジの名前をあげておきます!!

【花見はヤッパ最高!】 

関西(大阪)では、春の風物詩“造幣局の通り抜け”が、本日より始まります。他の桜の名所とは違って、数十種類の桜が数日遅れて満開を迎えるため、余所が散っても大阪では二度桜が楽しめるってわけなんです。
さて二度楽しめるのは大阪、いやいや栗東ではもっと楽しめるんですよ。私は先週の金曜日から今日までの間に、花見のはしご八軒目を数えており、少々肝臓くんもダウン気味なんです。しかしそこは年に一度の花の宴、ネタも情報も本音も笑いも、喜怒哀楽の宝庫なだけに誘いには全てのっかるようにしています。
M厩舎の花見では、今週アノ大レースに出走する馬の、マル秘情報を頂戴しちゃいました。詳しくはまた木曜日のコーナーで取り上げたいと思います!  (追伸)今夜も花見と勝祝いです…相当ヤバイ肝臓くん。

【これぞ牝馬の仕上げ方】

昨日の追い切り、そして今朝の運動、当日まではまだまだ時間がある。「牝馬は8分が最高に仕上がった状態」と常に仰られてきた伊藤雄二師。そんな伊藤師はマックスビューティとシャダイカグラで二度桜花賞を勝たれている。更にはエアグルーヴやファインモーションの活躍を見るまでもなく、牝馬の仕上げに関して、私は伊藤師が日本一だと確信している。
そういえば桜の満開も8分咲きの事を言うそうですからね!

*有力馬HOT情報*
出走態勢がギリギリ整ったラインクラフト。追い切りでは体調不安節を拭いたかったのか、まだ追い足りないからなのか、最後は一杯に追われていた。2週間前までコズミ(筋肉痛)が酷くて、追われた後が心配だったのですが、今朝同馬を見たら歩様が硬くて、正直良い状態(8分)には程遠い印象でした。
 逆に福永騎手が最後まで後ろ髪を引かれているシーザリオは、更に力強さを感じるフットワークで抜群の状態。青毛の真っ黒な馬体を当日もテカテカに光らしながら、パドックに姿を見せてくれるだろう。
 そして極めつけは、やはり牝馬の伊藤雄二厩舎エアメサイアが最高にデキが良い。師自らが目を細め「80%くらいの状態に思い描いたように仕上げれましたよ」とご満悦の表情。鞍上も武豊騎手となれば、上位争いは疑いようがない。
 そして最後に大穴馬を・・・と思いましたが、それは会員様への直前情報で公開致します。

【桜花賞追い切り】

アドマイヤメガミ以外の17頭が、今朝までに追い切りを無事終了しました。 抜けた馬不在というか、豪華メンバーというか、とにかく予想屋泣かせとも言われている桜花賞です。

まず今朝の情報とすれば、追い切り直前のエイシンテンダーに若干不安が出たようで、スタンドにいた武邦師が血相を変えて、厩舎方面へ向かっていきました。結局大事には至らなかった模様ですが、師曰く「う~ん・・?チューリップ賞ほどのデキにはないわ」と、ややトーンダウンは否めませんでした。

*明日は有力馬HOT情報をお送り致します*

【黒山の記者集り?】

今朝も5時半にトレセン着。もう寒さもましになり、上着も今週から薄手の某厩舎服を着ております。「あ~花見が待ち遠しい」

さてそんな今朝の栗東は、さすがにG1直前という事なのか、火曜日なのにマスコミだらけ。しかしいつも見る関東からの遠征記者ではない?見たことがない記者の姿が多く、何か異様な雰囲気さえ感じました。 じつはこの見慣れない記者さん達は、“安藤勝己騎手取材隊”だそうで、ご存知の方も多いと思いますが、例の週刊ポ○トの原稿についての突撃取材をしに来たらしいのだ。しかし安勝さんはほとんど火曜日にはトレセンには表れず、笠松の自宅におられる事が多い為、今朝の直撃取材は実らなかったのだが・・・。

さて今回暴露された安勝騎手の危険なネタについて、私なりに少し触れたいと思う。というのも先週中頃より、複数のマスコミの方より「週明けにでるポ○トのネタについて、更に高崎なりの見解と真実について聞かせて欲しい」と依頼が寄せられたからだ。
『確かに今回書かれているような噂は、随分前からあったにはあったんです。地元の某調教師さん(反安勝ラインの)から、数年前に聞かされてました。ただ内容について一部相違点もある為、その時期が来たら私なりに、詳しく読者の皆様にお話させて頂きたいと思います。どうしても立場上今は明言を避けたいと思います。』

*明日からは桜花賞直前情報を毎日お届けいたします*

【牝馬特有の○○?】

「開花宣言」九州・四国地方から、漸く春の便りが届いてまいりました。日一日と暖かくなってきており、来週は“桜花賞”いよいよ春本番に突入ですね。

しかし牝馬にとって厄介な季節ともいえる今、トレセンのあちらこちらで「フケ」という言葉も耳にするようになりました。
来週に桜花賞が控えている陣営にとっては、先週今週に兆候が見られる馬には心配もあまりないでしょうが、未だ兆候のない馬や、3週前に兆候があった馬などは、「とにかく競馬の日まで無事でいってくれ!」と祈る気持ちでしょう。

*有力馬HOT情報*
馬券的に面白そうなダービー卿CT。メンバーを見渡して一番に気になったのが、昨年オークスを勝ちながらも二度のフケで、レースにならなかった時が記憶に鮮烈なダイワエルシエーロ。今週は追い切り後も徹底マークで取材をしたのですが、陣営はやはり「なんとなく・・フケっぽいかも?!」と言葉を詰まらせ気味でした。 
逆に全く人気はなさそうですが、今週動き馬体ともども超目立ったイシノミューズ。秋山Jも「中山まで乗りに行くのは当然色気があるからだよ!」と不気味な感じで、大穴にぜひ一枚推奨しておきたい!!

【内容はどうでも勝てばいい!】 

昨夜はサッカーワールドカップ予選、日本対バーレーン戦に列島釘付け状態でしたね。 もちろんココ栗東でも若手騎手(バンバ栗東のメンバー)などは、寮一階の大きなテレビの前で、ブルーのシャツに着替えてのプチサポーター団となって、浦和へ届けとばかりに熱狂応援をしていました。 そこへ関東のK騎手から羨ましい電話が入った「いまスタジアムに来てるんだ!それもほぼグランドレベルだよ…」と超自慢気なのだ。それを聞いたF騎手は「今週のダービー卿ではKには絶対負けられへんな!」と変なライバル心というか、ジェラシーというか、とにかく燃えてました。    
*明日は好評の有力馬HOT情報をお送り致します*